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余ったカロリーが体脂肪となって蓄積されてしまうのである。
よく、「そんなに食べていないのに太る」とこぼす人がいるが、おそらく、摂取したカロリーのエネルギー変換率が低いのだろう。
もちろん、「そんなに食べていない」と思っているのは本人だけで、その人の必要としているカロリー以上をとっている場合もたくさんある。
とにかく、食事からとった3大栄養素、糖質、脂質、たんばく質がきちんとエネルギーに変換され、体の新陳代謝に使われていれば、決して肥満にはならないはずだ。
ごはんやパン、パスタなど主食の炭水化物や糖質を効率よくエネルギー変換していくときに不可欠だ。
炭水化物が最小単位のブドウ糖に分解された後、体の各部分の細胞内でさらに分解されて、エネルギーに変わっていくときにビタミンB lが十分にあると、エネルギー変換がスムーズに行われる。
さらに、ナイアシンやパントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群は、糖質、脂質、たんばく質すべてのエネルギー変換に大切な働きをしている。
これらがバランスよく体内にあると、食べたものがきちんとエネルギーに変わっていき、余分なものが体脂肪として残りにくくなる。
つまり太りにくくなるのだ。
しかも、エネルギーが十分につくられるから、バイタリティーが出てくる。
胃が重い。
食欲がない。
おかしいな肥満とは反対に、食欲がなくて、どうしても太れない、パワーも出ないと悩んでいる人も少なくないだろう。
胃を元気にするためには、アミノ酸や核酸が大切だ。
アミノ酸や核酸は、胃や腸の粘膜を丈夫にして、消化力を高め、栄養素の吸収力を高めてくれる。
胃や腸の粘膜細胞は、体の中でもっとも新陳代謝が早く、わずか1〜2日で新しい細胞に生まれ変わっていく。
そのため、細胞をつくる材料となるアミノ酸や核酸が不足していると、細胞の再生がうまくおこなわれない。
胃液に含まれる消化酵素もアミノ酸が主成分であるため、分泌量が減って、消化力がガタンと落ちてしまう。
しかも、胃潰癌の原因の一つとされているピロリ菌の攻撃も受けやすくなる。
また、最近、30代の働き盛りの人に十二指腸潰癌が増えているという。
十二指腸は、胃と小腸を結ぶ部分で、肝臓やすい臓でつくられた消化液が流れこむ大切な部分だが、ストレスなどが原因となって潰癌ができやすいとされている。
とくに、空腹のときに痛みが出るのが特徴だ。
胃をいつも快調にしておくために、たんばく質の多い食事をとるように心がけよう。
ただし、きちんとよくかんで食べることが大切である。
よくかまないで食べると、消化するための消化酵素も大量に必要になるので、胃に大きな負担がかかってしまう。
このごろ疲労感も残るし、20代、30代の人が貧血になる原因のlつは栄養不足である。
酸素や栄養素を運ぶ大切な役割をしている赤血球をつくるために必要な栄養素が足りないために、全身の細胞が酸欠状態、栄養不足状態になり、疲れやすくなるのである。
貧血といえばうまずミネラルの鉄を思いだすだろう。
確かに、鉄欠乏性貧血がもっとも多いのだが、貧血にならないために必要な栄養素はもっとほかにもある。
ヘモグロビンの合成に働き、ビタミンB lと葉酸はチームプレーで、新しい赤血球をつくり出していく。
赤血球の寿命は約4カ月。
いつも体内にビタミンB lと葉酸がたっぷりとあれば、新しい赤血球がつぎつぎと産出されていくというわけだ。
鋼は、鉄をヘモグロビンの合成に使えるかたちに変える働きをしている。
そのため鋼が不足すると、ヘモグロビンの量も減ってしまうのだ。
疲れるとすぐに口内炎ができる疲労がたまると口内炎ができやすいという人はけっこう多い。
口内炎を自分の体の疲労度のバロメーターにしている人もいるほどだ。
疲れがたまってくると口の中の粘膜がザラザラして、赤く炎症を起こしてくる。
ひどくなると、熱いものや塩辛いものを食べるとしみる、口をきくのがつらくなることもある。
口内炎の予防に役立つのがビタミン、ナイアシン、葉酸などのビタミンB群だ。
これらのビタミンB群は、粘膜を丈夫にする作用をもっている。
口内炎が健康のバロメーターになるというのはなかなか理にかなっている。
口内の粘膜に潰癌ができるということは、胃や腸の粘膜も同じようにダメージを受けている可能性が高いからだ。
たかが口内炎と思わずに、自分の体の健康状態を知る手がかりにして、早めに栄養補給をして、体調が大きくくずれるのを防ぐようにしよう。
セックスに自身がなくなった。
なんだか人生がツライ「セックスミネラル」といえば亜鉛。
これはもう男性の常識といってもいいほど広亜鉛は、男性特有の生殖器官である前立腺の中にもっとも多く含まれていて、男性ホルモンを活性化、精子の生成を促進する働きをしている。
そのため、体内に亜鉛が不足していると、精子の数が減ってしまう。
亜鉛は食品から十分な量をとるのがなかなかむずかしい。
とくに多く含んでいるのが貝のカキだが、新鮮なものが食べられるのは冬場だけだ。
肉類にも多いが、豚肉を食べても30代の男性が一日に必要とする亜鉛の約3分の1程度しかとることができない。
セレンも、精子がつくられるときに不可欠のミネラルだ。
だから、亜鉛やセレンをふだんから積極的に補給している人と、無関心な人とでは、精子の数にも差が出てくる可能性がある。
精力に自信がなくなったというときや、結婚してもなかなか子供ができないというときは、亜鉛やセレンをサプリメントでとることを考えてみてはどうだろうか。
アミノ酸のアルギ二ンも、精力維持にとって重要だ。
精子の合成を促す成長ホルモンの合成に不可欠であるとともに精子の主成分であり、精液の80%を占めるといわれている。
病院での男性不妊の治療にもアルギ二ンが使われているほどだ。
髪が薄くなってきた。
ハゲるにはまだ早すぎるよ1日に100本程度の髪が抜けるのは自然の現象だ。
その毛根細胞から生えていた髪は、スルリと抜けていくというわけである。
抜け毛を防ぐには、ビタミンB群のビオチンが有効だ。
ビオチンは、髪や皮膚の健康を守るうえで大切な働きをするビタミンで、髪が薄くなるのが気になる人はぜひ積極的に補給してほしい。
亜鉛、セレンも抜け毛を防ぐ働きのあるミネラルとして知られている。
一方、白髪を防ぐために必要なのがミネラルの鋼。
銅はメラニン色素の生成をする働きをしているため、不足すると白髪がどんどん進んでいく。
確かに、白髪やハゲは遺伝的要素も大きいが、毛根細胞を活性化して、丈夫にする栄養素をきちんととっている人と、とっていない人とでは、30代、40代と年齢を重ねるうちにおそらく差が出てくるはずだ。
ビタミンB群のパントテン酸も、ストレスが原因となる抜け毛や白髪の防止には威力を発揮する。
なにしろパントテン酸は「抗ストレスホルモン」と呼ばれているほどである。
もちろんアミノ酸をしっかりとることも大切である。
髪はたんばく質でできているわけだから、その材料であるアミノ酸がたっぷりあるほど丈夫になる。
アミノ酸の中でも、抜け毛を予防する作用が高いのはメチオニンだ。
メチオニンは髪の中に多いアミノ酸で、イオウを含んでいる。
髪を焼くとイオウのような臭いがするのはてメチオニンが多く含まれていることを示している。
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